金沢まいもん寿司
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日本海の旬な話 金沢を語る 寿司へのこだわり まいもんの味
 

 
日本各地の野菜が、季節を問わず手に入れられる今日。金沢では、この土地の気候風土をいかして栽培される伝統的な「加賀野菜」がいまも受け継がれています。加賀野菜とは、昭和20年以前から栽培される地場の野菜で、現在15品目が認定をうけています。中でも、歴史の長いサツマイモは、産地名と昭和59年頃まで採用された品種名を組み合わせ、別名『五郎島金時』とも呼ばれています。

日本海に面する金沢北部の五郎島地区は、サツマイモの栽培に最適な砂丘地です。ポイントは砂の粒の大きさで、適度な通水性と保水性のある土壌が、良質のサツマイモを育むのです。その栽培の歴史は、元禄時代の末期(1700年頃)に、五郎島の農民が遠く薩摩の国(鹿児島県)から加賀の国(石川県)まで種イモを持ち帰り、栽培を伝授したのが始まりだといわれます。以来、百万石の美味満載の食文化を縁の下から支え、ヘルシー志向やスローフードへの関心が高まる最近は、全国的にも注目される機会が増えてきました。

秋は、五郎島金時の収穫シーズン。昔のまま、お陽さまの光と土の力で育つお芋は、皮が鮮やかな紅色。繊維質が比較的少なくホクホクで、金時豆のように甘みが強いのが特徴です。地元金沢では、さつまいもごはん、天ぷら、味噌汁(ごった煮)、そしてデザートなどさまざまな食べ方があり、秋の味覚として欠かせないもののひとつになっています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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